事件はおきた。と言っても大したことではない。PSMのメインプログラム「懐かしい音楽を鑑賞してお喋り」をしていた時、どの曲をかけても皆さん一緒に歌い笑顔でお喋りしてくださっていた。5曲目を代表が選曲。私「この曲のタイトル分かります？」皆さん「銀座カンカン娘ーー!!」私「さすがですねー！誰が歌って…」８０代女性「高峰秀子！！」私「はやっ！すごーい！」続けて曲をバックに代表が皆さんに『高峰秀子さんは「でこちゃん」って呼ばれていたんですってね？秀子だからでこちゃん？それともおでこが広いから？』答えは出なかったが皆さんワイワイとニックネームやおでこネタで盛り上がる。代表「同じ頃、もう一人高峰って名字の女優さんがいましたよね？」７０代女性「ヒデコ、ヒデコ！」そこへ先程の８０代女性「ミエコよ高峰三枝子。秀子はさっきから歌ってるじゃない！」ヒデコの女性がちょっとしょんぼり。私「「そう！高峰三枝子！でこちゃんが秀子！名前似てますよね～、それに二人とも美人だから一緒になっちゃいますよね！」さて、そろそろフェードアウトで6曲目に、ん？次の曲がかからない…振り返ると、代表「どうしていいか分からない…」と超小声。だが私には分かる、いや、知っている。ウチの代表は他人の意地悪や嫌味が苦痛で仕方ない人間なのだ。　私も超小声で「何でもいいから次かけて」ちっとも優しくなかった。