準備運動では首のストレッチと肩甲骨周りをほぐしながら、私（インストラクター）の見た通りに真似が出来ているかをチェック。「皆さん上手ですね！！」「レベル高っ！」「背筋伸びてますねー！」褒める。褒めまくる。難しい事はやらない、出来ることだけをやってもらう（参照CASE-1#4）ので褒める箇所満載だ。血行が良くなったところで発声練習。
ここでも褒める。ある女性に「いいお声ですね！スタイルも抜群！ひょっとして元宝ジェンヌ？」すると「昔、舞台に立ってたのよ」と自慢げに。男性には「○○さん、姿勢がいいですね！剣道か何かされてました？」「…柔道」この方は元警察官で、柔道の稽古が日課であった警察学校時代の話をこの後してくれた。楽しく運動と発声を行ったことで皆さん打ち解け始めて明るい雰囲気になっている。運動と発声はお喋りしてしやすい体調と雰囲気を作る回想療法の導入なのである。